【タマホーム】大安心の家・TheTamaHome・木麗な家の断熱性能比較

タマホーム

こんにちは、よっしです!

今回は、タマホームのラインナップ解説で紹介した「大安心の家」「TheTamaHome」「木麗な家」の断熱性能について紹介します。

よっし
よっし

この記事を見ると

・各シリーズの断熱性能

・一般的に見たタマホームの断熱性能

がわかるようになるよ!

ハウスメーカー選びの参考にしてね!

はじめに

まず、住宅の断熱性能に関する規格と断熱性能を決める箇所について説明します。

○断熱性能に関する規格

住宅の省エネ基準による断熱性能、ZEH基準による断熱性能、HEAT20が定める断熱性能基準という三つの基準を定めたものが下表になります。

ここでまず、地域区分?Ua値?って疑問に思う方もいると思うので、一つずつ説明します。

○地域区分

日本は北から南まで寒い地域から熱い地域までありますよね?北海道と沖縄では、冬の気温が違い、寒い地域のほうが多くの暖房、つまりエネルギーを必要とするわけです。このように地域によって必要とされるエネルギーが違うために、住宅性能の基準値も別に定めており、それを省エネ基準地域区分と呼んでいます。下図のように省エネ基準地域は1~8まであり、基本は北のほうが基準値が厳しく、南に行くほど基準値が緩くなります。先ほどの例でも挙げました通り、寒い地域ほど多くのエネルギーを必要とするため、少しでも基準値を上げて消費エネルギーを抑えようという狙いですね。

出典:locate_20_21 (mitsubishielectric.co.jp)

○Ua値

Ua値とは外皮平均熱貫流率と呼ばれ、住宅の床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を表す値です。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

そこでUa値をよくするためにどうしようと考えてみましょう。先ほどUa値は床、外壁、屋根(天井)、開口部(窓、ドア等)から逃げる熱量を表す値、と言いました。言い換えると床、外壁、屋根、開口部から逃げる熱を抑えることでUa値をよくする=断熱性能をよくすることができるのです。

具体的な方法としては、床や壁に使われる断熱材を厚くする、密度を上げる。窓のサッシをアルミから樹脂にするガラスの枚数を増やすなどがあげられます。

みなさんがどの地域に該当して、どのくらいの性能が求められているのか先ほどの図を使用して確認してみてくださいね👍

では予習ができたところで、早速タマホームのラインナップの断熱性能比較にうつりましょー!!

断熱性能比較!!

比較結果は、このようになりました。

※キャンペーンの無料グレードアップを採用した場合

なんと!床、壁、天井は全部一緒なんですね。

ただし、窓だけ全く違います。大安心の家、TheTamaHomeは基本的に一緒ですので、標準でアルミ樹脂複合サッシLow-eペアガラスとなります。室外側がアルミで室内側を樹脂とした複合サッシですね。大手ハウスメーカーでも標準でこちらのサッシを使用しています。詳しくはリンクからどうぞ。YKKAPのエピソードNEOというのが標準品です。

エピソードNEO 商品カタログ|WEBカタログ|YKK AP株式会社

TheTamaHomeでは、キャンペーンで樹脂サッシへのグレードアップがついている場合があります。こちらはさらに高性能な窓になります。こちらもリンクからどうぞ。YKKAPのAPW330がグレードアップ品です。

最高の4つ星断熱性とデザインの樹脂窓「APW 330」 | YKK AP株式会社

木麗な家はアルミサッシLow-eペアガラスが標準です。アルミサッシは、今の時代だとあまり勧められるものではありませんので、できればグレードアップでアルミ樹脂複合サッシにはしたいところですね!

Ua値は大安心の家で0.56、これは6地域7地域のHEAT20 G1基準になります。高断熱ではないですが、一般的な性能くらいかと思います。窓のグレードアップをすると0.46まで性能が上がり、HEAT20 G2基準になります。高断熱に片足突っ込んだかなといったところです。

木麗な家は断熱等級4をクリアしているのでUa値0.87以下であることは間違いないですが、正確な値は不明です。ごめんなさい。窓性能から考えるとおそらく0.8前後かなといったところです。気温が低くなると少し物足りないかなといったところですね。

他メーカーと比較すると?

高断熱で有名な一条工務店さんのi-smartというシリーズではUa値0.25、セキスイハイムのグランツーユーというシリーズではUa値046です。

タマホーム大安心の家標準でUa値0.56なので、やはり大手と比較すると多少性能は落ちます。が、先ほども申し上げましたが、窓の性能を上げることも可能ですので、大手ハウスメーカー同等レベルUa値0.46まで性能も上げることが可能です。坪単価が倍近く違いますので、断熱材等をオプションで追加したとしてもかなりお得に同等性能にあげることができそうですね!

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断熱性能だけで見ると、価格の割にはタマホーム頑張ってますね!低価格でなるべく性能を高めたいと思っている私のような方にはぴったりだと思います😊

まとめ

断熱性能は、直接電気代などに関わってくるほか、住み心地にも大きくかかわってきます。特に窓の断熱性能が悪いとコールドドラフトと呼ばれる現象が生じて、上のほうはあったかくても足元は寒い家ができてしまいます。初期投資は高いですが、今後30年以上住むと考えると、窓の性能はあまり妥協しないほうがいいかなと個人的には思います。

コールドドラフトとは

主に冬場に窓ガラスからの冷気が室内へと流れ込み、足元が冷える現象のこと。対策として、性能の高い樹脂サッシペアガラス、トリプルガラス等で冷気の流入を止めるか、暖房器具を窓の近くに置き、冷気を温める方法があります。

それでは今回はこんなところで。また次回お会いましょう👋

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